塗装に用いる塗料には種類がある

自動車の塗装に使う塗料にはいろいろなメーカーが存在し、各塗料メーカーでラインナップも数種類存在する。
自動車の塗装自体にも種類があり、それに合わせた塗料選びが必要であるというわけです。

塗装の種類は、ソリッドカラー、2コートメタリック・パールカラー、3コートパールカラーが一般的につかわれて仕上げられています。

ソリッドカラー
メタリックやパールといったキラキラしている顔料を用いていないカラーのことです。
軽トラックや商用車などに塗装されている、ホワイトなどはクリアーコートをせず、カラーベースの艶、肌をととのえて仕上げられています。
そのため、カラーベースでありながら、硬化剤と混ぜる2液性のもので、膜厚もあるのが特徴です。
最近では、一般的な軽自動車、普通車にソリッドカラーを使われているのがふえてきており、カラーバリエーションも豊富です。
そういった塗装の場合は、ソリッドカラーであってもクリアーコートで仕上げられています。
またソリッドカラーといえど、赤、黄色、オレンジなどや薄い色は、顔料の隠ぺい率がわるいため、カラーベースの発色を良くするために下色を入れる必要があります。
その場合は、下色、カラーベース、クリアーコートとなるため3コート仕上げとなります。
2コートメタリック・パールカラー
カラーベースとクリアーベースで仕上げられていることから2コートと呼ばれています。
カラーベースにはメタリックやパールが含まれ、メタリックカラーでシルバー系統になると、95%ほどがメタリックの顔料成分となっています。
パールが含まれる場合は、濃い色などが多く、30〜40%ほどでメタリックと複合していることもあります。
淡い色だと15〜30%程度と、色によって様々です。
また光輝性の高いメタリックや、特殊なパール顔料などは高価なものになり、特別車やワンランク上のラインナップの車に用いられていることが多いです。
3コートパール
カラーベース、パールベース、クリアーベースで仕上げられるので3コートとよばれています。
3コートパールのほとんどはパールホワイトで、その名の通り真珠や貝殻のような色合いです。
顔料も本物の貝殻を砕いたものが使われているようです。

その他にはマジョーラカラーと呼ばれる、見る角度によって全く正反対の色味に見えるような特殊な塗装もあります。
これはメタリックやパールの特性を活かした塗料でとても珍しいです。
メーカーの純正色でこれに似た手法で塗装されている車種もありますが、補修で色を合わせるのが非常に難しいのが難点です。