板金塗装のDIYをやってみた

板金塗装をしはじめてしばらくした頃、自分の給料で中古の自動車を購入した。
初めての購入だったので、運転にもまだまだ自信がなかったため、比較的安めの軽自動車を選びました。
僕自身小柄なのもあって、「こぢんまり」とした自動車が好みで2DRの見た目に丸みのあるカタチの車でした。
色は少し古い年式でよく使われていた紺色で、中古車なりの色褪せや、細かい傷などがありました。
せっかく板金塗装の仕事をしているので、練習のために自分で直そうと思ったのがきっかけで自家製塗装をはじめました。

板金塗装の手順としては、比較的簡単なほうだった。
細かい部分は中小いくつかあり、クオーターと呼ぶ後部座席側面に擦り傷と、バックドアにヘコミがありました。
ヘコミの修正を行うにはいくつか方法があるが、スタッド溶接機という機械をつかうことが多いです。
まずヘコミの周辺(ヘコミの影響がない)ぎりぎりの辺りが境目になるように、塗装を削り鋼板をだします。
そしてヘコミの中心をさけて、中心よりも少し外周りに溶接機具を付けて修正していきます。
ヘコミを直す原理は、ヘコんだ状況と逆の力を加える事で修正をします。
しかし修正だけで、完全に平滑に戻せるわけではないのです。
そこで登場するのがパテになります。
パテは粘度状のもので、硬化剤と混ぜ合わせることで、カチカチに固まります。
この性質を利用し微妙な凹凸がある部分に塗り付けます。
乾燥時間をおいたあとに余分なパテを削ることで、修理箇所を平滑にすることができます。
そうして、下地を終えたあとはサフェーサーで塗装前の目止めを施し、いよいよ塗装作業に入ります。

このときの修理の目的は全塗装でした。
なので、塗装が乗る部位はすべて足付け(塗装の乗りを良くする)をします。
そして外せる部品はすべて外し、塗装の準備をしていきます。
塗装の行程はカラーベース、クリアーベースの仕上げになり、
自分の自動車なので色も単色のソリッドカラーに。

あまりコストをかけず、丁寧に作業することでカバー、マメにワックスや磨きをすることで塗装を維持することができます。
技術あってこその部分はおおきいかもしれないですが、自家製塗装でもキレイにみせることは充分に可能だとおもいました。